2005 年
12 月
14 日
岡部氏のスムースな証言に隠された嘘と、百条委員会の行方1
〜さわやか早苗日記368〜
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常任委員会審議後の夕方から百条委員会が開かれた。あおぞらからの委員、林奉文議員にはご苦労様なことだ。 さて、百条委員会は、岡部氏が『下水道改革について、K氏との打ち合わせ議事録の公開』について、知事室に呼ばれ、知事の「出さない方向で」との特命の指示を受け、議事録を隠蔽、破棄したという信濃毎日新聞のスクープ記事から始まったといえる。この記事をもとに、2月の総務警察委員会で岡部氏や、その指示のもと隠蔽破棄をやらされたという元下水道課長を呼び話を聞き始めたが、半年経っても事実が解明されないとして、百条委員会が設置された。なお、スクープ記事を書いた記者は信毎報道部長賞を貰った。 元下水道課長は、初め頃の総務委員会では、「(10月8日に)岡部氏から指示を受け、課に戻って議事録は私文書だと言ったところ、職員から反発があり、知事へ通報するといわれ、困って知事にメールを送った」と証言していた。しかし、その後あまりにスムースに話す岡部証言に合わせたたかのように、岡部氏に会い指示されたのは、知事にメールを送った9日以降と言うようになった。恐らく、1年半も前の記憶で自信がなかったのだろう。
この元下水道課長が、先週金曜日に「岡部氏の指示は9日と、百条委員会で言って来たことを訂正したいと」申し入れた。すると、小林実・百条委員長と宮沢敏文副委員長が、どういうわけか本会議一般質問の真っ最中に、元下水道課長を呼び面談した。 元下水道課長は「大事な問題なので、公の場、百条委員会で是非証言の訂正をしたい」と書面もつけて、お願したそうだ。懇願の甲斐あって?か、昨日の百条委員会で、証言訂正は17日午後からと認められた。 百条開催中なら、証人は証言の訂正が認められるという決まりがある。岡部氏は、スムースに証言していた内容を、例えば、「メモで報告したと言っていたのが、メールだった」と、証言途中で実に気軽に訂正している。それに比べたら、元下水道課長はきちんと訂正を申し出たにもかかわらず、まずは委員長・副委員長に呼びつけられたというわけだ。 なぜ、このようなことになったのか?それは、岡部氏の下水道課長に対する隠蔽工作が知事室に呼ばれる前だったか、後だったかは、この問題の根幹に係わる重要なことで、田中知事のイメージダウンを狙って岡部氏の話に乗った反田中議員たちは、証言を訂正されたら、困るからだ。 しかし、元下水道課長の証言訂正は、客観的な事実に裏づけずけられたものだ。実は、多くの人が岡部氏は嘘を言っているのでは?と疑っているが、その嘘を証明出来ずにいた。私もそうだったが、1ヶ月ほど前から、「岡部氏が嘘を言っているなら、許せない!」という青年と一緒に、証拠探しを始めた。 手がかりは、知事が自らの証言の中で「岡部氏は8日の段階で動いていたのではないか」と言い触れた、いくつかのメールにあった。私は知事にこのメールの全文を見せて欲しいと頼んだ。メールの中身を裏付ける証拠も偶然だが見つかった。今回そのメールや証拠は、林議員を通して百条委員会で資料として請求し、提出された。 なお、私たちの証拠探しは、どうせ知事からの指示だと言われそうだが、違う。逆になぜ知事は部下を使って、証拠探しをしなかったのか、不思議だ。 元下水道課長も、証拠があるため、岡部氏の指示は9日からという証言を訂正しないと、逆に偽証とされかねない。13日の証言訂正が認められ、ホッとしていることだろう。 この訂正がされると、岡部氏の「9日知事からの特命を受けてはじまった隠蔽工作」という話は、嘘になる(次回に続く)
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