2005 年
12 月
28 日
公文書隠蔽は岡部氏自作自演、百条委員会は地に落ちてしまうの?
〜さわやか早苗日記371〜
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26日の百条委員会終了後に、今後の百条の行方と対応などを新聞記者の方々に尋ねられた。中には、岡部氏に電話取材をした記者もいた。 知事室に呼ばれる前日の8日から、岡部氏が勝手に田附下水道課長へ文書隠蔽工作を行っていた事実が明らかになった点について、取材を申し込んだそうだが、電話の向こうの声はこわばった感じで、「8日からなどとんでもない、知事の指示がなければ自分は絶対に動かない」と繰り返し、面会を申し込んだ記者は断られたそうだ。 しかし、課長の証言や状況証拠(課長の出張記録、岡部氏自身が書いたメール等)が揃っているわけで、それでは済まされない。
恐らく岡部氏のリークを根拠に、今年1月22日に信毎が『公文書隠蔽問題』を特ダネ報道した。それがきっかけで総務委員会において、岡部氏は「住基ネットで田中知事との親密な?関係が崩れ、何とか以前の関係をと願っていた時に、知事からの特命に飛びつき、公文書隠蔽を行った」と証言した。 この証言は、知事を「自分の好みで職員を登用し、気に入らないと切り捨てる自分勝手なリーダー」と決めつけ、知事叩きを目論む県議たちの思惑と合致した。岡部氏の時には涙ながらに語るストーリーに、県議たちが感激したのかはわからないが、「岡部氏の話はスムースなので、正当性を帯びている」と発言した議員がいるのは確か。 岡部氏が、自分のストーリーに信憑性を持たせるために、証言で関与したと挙げた人は、知事室で同席したとされる秘書、その時に同じ部屋にいたとされる次期秘書、8日に下水道課内を騒然とさせた田附課長の「私文書」発言のきっかけをつくったとして別の課長、そして、田中知事、等々。しかし、誰も岡部氏の証言を肯定する人はいない。 唯一肯定していた田附氏も、今回の証言訂正で、岡部氏の『9日から全てが始まったとするストーリー』を否定。誰一人として、岡部ストーリーを証明する者はいなくなったわけだ。 しかも、『8日からの岡部氏による文書隠蔽工作』が明らかになったわけだから、岡部氏に名前を挙げられた皆の無実が証明された。
文書隠蔽に関わったと証言し、こんなにも人を巻き込みながら、しかも破棄を命じた文書を自分はとっておいて、新聞社にリークした岡部氏のストーリーは自作自演。大方の記者たちの見方も、同じようだった。 岡部氏に撒き込まれたのは、関与したと言われた人だけではない、県民も巻き込まれたようなもの。岡部証言がきっかけで350万円もの税金を使って百条委員会が開かれ、県政も停滞した。県議たちも岡部氏を利用した。これを県民やマスコミは許しておいて良いのだろうか?!
百条委員会の委員たちのこの件への反応は如何だろうか?記者たちの話では、どうやら、文書破棄を知りながら止めなかった事で『未必の故意』で、知事が悪いという戦術に切り替えたいらしい。 しかし、知事はこの点は次の様に証言している。 「午後1時31分にコピーは確認、回収処分するというメールを岡部氏からもらったが、これを夕方見て、6時29分に別の職員に『破棄は不味いよね』とメールを打っている」と。破棄してしまったものは止め様がない。 記者たちも、知事にこの点を記者会見等ではっきり聞いてみたら如何だろう?
何れにしても、もし、『8日からの岡部氏による自作自演の文書隠蔽工作』の事実をうやむやにし、他の日は出頭したり記録も提出しているにもかかわらず、松林経営戦略局長を出頭や記録提出拒否と決めつけることで問題をすり変えようとするなら、百条委員会の意義も権威も地に落ちたものだ‥‥と言うことになる。
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