2006 年
5 月
2 日
熱く意見発表した知事告発反対集会、議長は知事に立候補するべき
〜さわやか早苗日記392〜
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昨日はメーデー、各地で集会があったようだが、長野市の城山公園で催されたメーデーの集会では、近藤・連合長野会長が、挨拶で「田中県政は透明性や柔軟性そして包容力を全く失い、重要な政策課題さえ停滞を続けている。その多くの責任は、独善的な手法といわれる田中知事の責任と個性にある。併せて澤田副知事を中心とする幹部が役割を果たしているのかどうか」と話した。 続いて、鷲沢長野市長が、「現職の知事が、3ヶ月前になっても出馬するかしないかということを言わないということは、卑怯な振る舞いであるというふうに思っている。法律違反とは言わないが、想定外の行為だ」「田中知事に勝てる候補ということで、菅谷松本市長さんに、是非出馬をいただくよう、説得を」と挨拶したそうだ。 果たして二人のこの話題が、『働く者の権利や安心な暮らしを守る為に、団結を呼びかける』メーデーの場に相応しいものであったか?また、近藤会長は主催者の立場でありながら、来賓として出席している澤田副知事を名指しで批判するとは、如何なものか? 端から見れば、場をわきまえない挨拶は、なにか焦っているように見える。
さて、29日に長野市の勤労者福祉センターで、シンポジウム「知事告発に異議あり!」が開催され、150人ほどの県民が集まって、県議たちの百条委員会の調査や告発の不当性について、熱く語り合った。(写真) 報告者である松村文夫弁護士は、「今回の告発は、到底起訴できるものではなく、全くお粗末なものだ」と、専門家の立場からきっぱり言った。また、「県議たちは本筋で田中知事と対決せずに、外れた別の所でやっている」「告発されたものは自動的に受理されるもの、しかし、検察や県警が受理をしたという事で、(知事が悪いことをしたと)突っ込むのが目的」と、県議会を批判した。 内山卓郎氏も、「『無理が通れば道理が引っ込む』という状況に、県民の立場から、『通しちゃダメだ、引っ込んではいられない』という想いだ」「県議は、この告発がいかにお粗末なものかという事を、実は知っている。一票でも田中票を減らす効果を狙ったものだ」と県議たちを批判し、「県民として、このような告発を許すような、お人好しを絵に描いたような事をしてはいられない」と、皆に呼びかけた。 さらに、内山氏は「信濃毎日新聞は、昨年1/21〜24の記事の中で、元経営経営戦略局職員が『田中知事から指示されて公文書を隠蔽した』と『証言』をしたと、6回も書いている。このような、増幅させた記事に、県議たちは煽られ、百条委員会に至った」「火元は大スクープとして報道した信毎、類焼したのが茶番劇を演じた道化の県議会。火事で一番責任を問われるのは火元だ。その意味では、信毎には大きな責任がある」「現場の若い記者の責任ではなく、このような取り上げ方をしたデスクや編集局長の責任であり、これは信毎の体質から来ているものだ」と、地元マスコミを批判した。 私は県議会側からの報告者として、岡部・元経営経営戦略局参事が、9日の知事の指示ではなく、8日から独断で文書隠蔽に動いていた事実経過を伝え、「客観的な証拠もありながら、このことを認めない県議会と、正しく報道しないマスコミによって、仕立て上げられた冤罪が、この告発劇だ」と話した。
各地域からのアピールも行われた。 長野市からは、「素晴らしい脱ダム宣言を、ダメにしたら日本中から笑いものになる。告発はいじめであり、黙って見過ごすわけにはいかない。マスコミも大本営化している。正義は利権に負けてはならない」 飯山からは、「飯山堆肥センターの違法操業、不法投棄にあたる行為を許さず、過大な見積もりで住民に膨大な負担を強いる岳北地域のごみ処理施設建設に疑問を投げかけている、田中県政の対応は住民の目線に立った素晴らしいものだ」 諏訪からは、「諏訪警察署の(観光地の真ん中への)移転問題は、警察の都合のみを優先させ、市民をないがしろにしていることは、アンケート調査からも明らかだ。住民の訴えに田中知事は耳を傾けてくれた。県政の後戻りは、巨大ダムの決壊と同じ結果をもたらす、住民の力で我々の権利を守ろう」 飯田から11人で訪れた方たちは、「『知事告発に異議あり!飯伊連絡会』を立ち上げた。今回の告発を行った県議たちの中に、オリンピック帳簿の破棄を容認した、多数の県議がいる。県民の側から告発したい」 安曇野からは、「今朝、早起き会の60周年記念の会に早朝から参加した。地元の望月雄内、宮澤宗弘県議が参加し、一人3分間の挨拶のはずなのに、二人で16分も挨拶した。しかも、中身はお祝いの言葉はろくになくて、殆どが田中批判、知事を替えなくてはいけないということ。その前に早起き会では、皆で『今日一日、人の悪口は言いません』と唱える、二人の県議の話は恥ずかしいものだ」 他にも、各地域から大勢のアピールや、意見発表が相次いだ。熱い想いが集まった4時間もの集会に、2000年の最初の知事選を思い出した。
昨日の夕方のTVニュースでは、鷲沢長野市長が、菅谷松本市長を知事候補にと出馬要請したことに絡み、萩原県議会議長が「菅谷さんに是非出て欲しい」とインタービューに答えていた。萩原議長については、知事候補になった菅谷さんが辞めたあとの松本市長に納まりたいという話も聞く。 鷲沢長野市長や萩原県議会議長は、人に押し付けるのではなく、自ら知事選に立候補表明すれば良いのではないだろうか?政治家としての覚悟をもって、脱ダムに反対している鷲沢市長と、知事告発をした萩原議長であるなら、市民、あるいは県民に対して、自ら知事に立候補する責任があるのではないだろうか?田中知事が立候補表明しないことを卑怯だなどと、ののしっている場合ではないはずだ。
告発反対シンポジウムの北山資料・寄稿文 |
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