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2006 年 7 月 12 日    
「長野改革」検証討論会 田中県政を大評価 下伊那の首長たち1
〜さわやか早苗日記398〜
 7月9日には、「長野改革」検証討論会が飯田で開かれた。
 講師として、私が「県議会の現状とこれからの県議像」、県内大手書店チェーン・平安堂の平野稔会長が「いま、人々が政治に期待するもの」、松島貞二・泰阜村村長が「田中県政とは・・・」、吉川貢・高森町元町長が「20年間高森町政を担当して」と題して、それぞれの立場から話した。

 まず、私は、「県議会も県議会だが、知事も知事というのはホント?」と投げかけて、知事の提案が大した理由もなく否決されている実態を、人事案件などを例に挙げて説明した。「県議会の否決の多くは、反田中7会派の代表が朝食会と称して集まり、今回はこれとこれを否決しようとターゲットを絞って決める、理由は言いがかりとしか言えず、反対の為の反対が、目的となってしまっている」と、話した。
「知事の車輪は前進したくても、県議会の車輪は後ろに向かって回っていて、迷惑しているのは県民だ。県政に混乱をもたらす原因は、具体的に修正を求める事なく、いちゃもんのみつけて否決する県議会の側にある。このような県議会は県民の意思を反映していない」
「なぜ県民の意思が反映されないのか?現在の県議の半数が市町村議員出身、10人弱が国会議員の秘書などで、全体の2/3が政治を職業にして来た人たちだ。これでは、コツコツ働く一般県民の声が反映されるはずがない。継続性も求められる首長と違い、県民が順番に議員になり、働き生きて来た経験から判断するようにしていかなければ、正しく民意の反映される議会にならない。議員の任期は多くても2期、しっかり働くなら1期でも十分のはずだ。何期も県議をやっている人もいる。そこを替えないと、変わらない」と話した。(勿論、長く議員をやっていても、立派な人もいる。職業議員が多すぎるという、割合いの問題だ)


 平野さんは、「今回の知事選は、あちら側は県議と市町村長が前面に出るということで、前回の知事選と全く同じ構図になった。政治家が票集めの為に箱モノを造るというものだ。しかし、『政治とは、科学に使えて、哲学をもって謙虚に運営するものだ』と、フランスのミッテランが言っている。日々の暮らしの中に暖かいまなざしを注ぎ続けることのできる政治家が求められるのであり、田中康夫氏はまさにそういう政治家だ」と話した。

 松島さんは、「2000年の知事選のとき、下伊那の町村はみな池田だったが、飯田市民は圧倒的に田中だった。そこで、県民が何を望んでいるのか、謙虚に考える必要があると感じた」「例えば、公共施設などを県民が借りたい時に、空いているかは電話で確認できても、申し込みが出来ない。ところが、役場は5時すぎにしまってしまう。これでは、働いている人は借りられない事になる。これはおかしい、直接行かなくても申し込みが出来るようにしよう・・・と、このような庶民感覚をもてるかということが、行政に携わるものには必要で、田中知事はこういう感覚で県政を変えてきた」と話した。

 吉川さんは、「吉村知事は高森役場に来てくれた事がなかった。しかし、田中知事は5回来てくれ、知事は遠い存在ではなくなった」「公務員は全体の奉仕者であるにもかかわらず、かつては、県の幹部職員が出世のために上下主従の関係で市町村を見ていた。田中県政になって、自律支援の下伊那振興局も出来、県職員が住民に身近な存在の市町村に身を置いて、第一線で学ぶようになった。これまでは、県が中央である国の出先であり、市町村を管理するのが役目だったのが、田中県政になって、県は市町村をサポートする存在に変わり、本来のあるべき姿になったということ」「悪いのは何でも田中知事というのは、違う。諸悪の根源は、福祉や市町村支援などで大きく後退している国である。また、マスコミも、田中知事の批判ばかりをしているが、一方で、県議会に対しては、監視の目が届いていない」「田中県政を大変評価している」と話した。(次回へ続く)


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