2007 年
5 月
8 日
私は無所属ではなくあおぞら、臨時議会での議長・副議長選
〜さわやか早苗日記438〜
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7日から臨時県議会が始まった。私はまず、あおぞらを1人でも会派と認めていただこうと、議長(まだ正式な議長が決まっていないため、一番の年長者の森田恒雄県議が臨時議長)に申入れを行なった。
長野県議会議長様 長野県議会あおぞら 北山早苗 <1人会派を認めていただくよう、申し入れます。> 長野県議会は、1人会派を認めていません。理由は国会にならってとのことですが、県会と国会の派の意味は異なります。県議会の会派が、国会での政党に、即、該当するわけではありません。また、県議会は国会のように議院内閣制を採っているものでもありません。 県議会の会派は、理念を同じくする政策集団としての意味合いが強く、県民にも、それを理解していただく必要があります。私は、県議会会派『あおぞら』として、これまでも、これからも活動して行きたいのですが、現在の県議会の中で『無所属』と表示されるのは、県民にとっても、大変わかりにくいと思われます。 以上のことから、1人会派の存在を認めていただくよう、申し入れいたします。
私は先の県議選の際、あおぞらから出たのだ。あおぞらは政治団体として登録もそのまましている。ところが、今回の会派編成で1人でやることに決めた時、1人は議会の中で会派と認められないということで、新聞などで北山早苗(無所属)と報道されたため、7日も議会棟を訪れた県民の方から「北山さん、無所属になったのね」と言われた。 申し入れたが、7日の全員協議会や6人以上の会派で行なわれる各派交渉会では話し合われず、結局、結論は、臨時県議会も終ってから後日で開かれる議会運営委員会に先送りとなった。 「4人でも交渉会派に」というトライアル信州の申し入れは全員協議会で話し合われたのに、あおぞらの私の申し入れは何故先送りなのか、議会事務局に聞いてみた。会派は2人以上ということは規則の中にない、緊急性のない、申し合わせ事項だからだそうだ。 規則にない、申し合わせ事項だから、私があおぞらと名乗るのも、マスコミの判断で『あおぞらの北山早苗』と書くのも、構わないとのことだ。それなら、会派と認めれば良いのに。
8日は議長と副議長の選挙があった。午前中は立ち会い演説会があった。1人の私のところには、誰が名乗りをあげているのかとかの情報も入ってこない。知り合いの記者さんに聞けば教えてくれるだろうけれど、あまり関心もないので、演説会場でのお楽しみにしておいた。 議長に名乗りをあげたのは、自民党の服部宏昭議員と、改革・緑新の寺島義幸議員。それぞれ所信を述べた後、質疑応答に。 私は手を挙げ、2点質問した。「1、二人とも、議会を改革するとおっしゃったが、議会改革を目指す上で一番大事にしたいと思うこと、基本にすることは何か?」「2、公開の場で、議員どうしの議論する場がほとんどない、このことについてどう思うか?」 寺島議員の答えは、1、県政は二元代表制であることと、開かれた県議会にすること。2、会派ごとや有志で集まって議論を深めれば良い。 服部議員の答えは、1、政策提案能力を高めること。2、今以上に達成しなければいけないけないことだ。 う〜ん、、、積極的にこの人を選びたいという感じがしてこない。
副議長に名乗りをあげたのは宮澤敏文議員のみだった。所信表明を聞いた後、質疑応答。私は「2」の質問と、「議会の野次について、私も野次ることはある。しかし、考えが違うことについて言うような野次ではなく、人の尊厳を傷つけるような野次がある。議長として尊厳を傷つけるような野次についてどう対処するか」と尋ねた。 私が「議員どうしが公開の場で議論を」と質問している間にも「1人でやってろ」、「野次について」と質問すれば「オマエだって野次る」と、女にはオマエという。「今時、他の職場でオマエなんて言ったら、セクハラなんだよ、オジさん」と言ってやりたい気分だ、これが県議会の現実。こんな私の疑問に対する明快な答えは、副議長候補から、なし。
それにしても、創志会や共産党からは何で立候補する人がいないの?共産党は、どうせ決まっているから、ムダな労力を使いたくないから立候補しなかったとか。いっぱしの交渉会派を名乗っているなら、やっぱ候補者を出すべきなんじゃないのと、県民的には思うけれど。 私が新人の4年前から所信表明演説を行ない選挙で選ぶことになり、その時は4人ぐらいが立候補して盛り上がったのに、今回はつまんない、形式的な議長・副議長選に後戻りしたってこと? そのせいか、新人で質問する人も無し。4年前は私や他の新人議員も堂々と質問していたのにね〜。
午後から本会議場で投票が行なわれ、議長には服部議員、宮澤議員が選任された。 議長選は、服部議員35票、寺島議員23票だった。記者さんたちから終了後に「北山さん、誰に?(当然)寺島さんですよね」と聞かれた。私が「私の質問に、よりマシな答えをしてくれたという判断で、服部さん」というと、ビックリして、「造反者を探さなくちゃ!」とすっ飛んでいった。 35票の読みは、自民18、創志会10、県ク・公明7で35のはずだったのに、そこに私の1票が入ると、だれか会派の拘束を破った造反者が1人いたということだからだ。 以前、自民系に議長・副議長を独占させないようにと、皆で手を組んで協働ネットの宮澤宗弘議員を副議長にした。しかし、その後の本会議一般質問の際、宮川議員の質問時に、宮澤さんは議長をしていて、意地悪と思えるような(反田中の県議と比べて)不公平なことをして、あおぞらとして抗議したことがあった。私は、それ以来そういう結託は空しいだけと思うことにした。なので、今回はマシと思う方(かた)に一票を投じた。 後で挨拶に来られたので、「民主的な議会運営を望みます。公平公正にしていただくだけで良いのです」とお願いした。少数者に対して不公平なことをせず、セクハラ、尊厳を傷つけるような野次には厳しく対処していただきたい。
ところで、「公開の場で、議員どうしの議論する場がほとんどない」という私の質問について、解説。 以前、議会運営委員会でオブザーバ出席しかさせてもらえなかった私が、発言許可を貰い、「**議員に質問します」と言ったとたん、「委員(議員)に質問するとは何事だ」と委員長に嗜められた。私はそのとき、議会というところは、公開の場で、議員には質問してはいけないところだということを認識した。そういえば、殆どの場で、質問というのは理事者(知事や職員)に対してするのみだ。 しかし、私が議員でなかったとき、県議会というところは議員が公開の場でけんけんがくがく議論をしているところだと思っていたので、これにはビックリした。 これだから、いつも賛成か反対、右か左しかなく、議員は互いに勉強しあって議論をし磨きあうということもない、これではより良い結論を導き出すなんてことは不可能なわけだ。県民にとって不幸なこと、議会は最大の税金の無駄遣いと言われてしまう。 ところが、市町村議会の中には、全員協議会の中で互いに質問しあう議会があり、しかも、それを公開する方向になってきていると聞く。県議会は遅れていませんか〜?
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