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2008 年 3 月 3 日    
市民の側に立てる人・市川ひろみさんを『新しい信濃の国』は推薦
〜さわやか早苗日記474〜
 3月2日に、松本市中町・クラシック館で、地域に根ざした市民政党『新しい信濃の国』(暫定代表・平野稔氏)が、フォーラムを開催した。ゲストに松本市長選(3/9公示、3/16投票)に立候補表明をしている市川ひろみさんと、川田龍平氏のお母さんで元衆議院議員の川田悦子さんが招かれ、平野氏の司会で「市民の側に立つ政治」について、話された。(写真上)

 川田悦子さんは、息子の龍平さんと薬害エイズ問題を闘って来た経験を話され、市民の側に立つ政治とは「間違ったということがわかった時点で、間違いを認め、すぐに対策がとれる政治」と話された。実際には役人は間違いを認めず、そのために、川田さん親子をはじめ、多くの国民が薬害エイズに苦しむことになった。

 市川ひろみさんは、松本市収入役時代のことを話された。収入役は本来市職員のお金の使い方について、無駄遣いなく使われているかをチェックしながら、最終的に支出のハンコを押す立場なのだが、松本市役所に市民の立場から収入役として入った市川さんから見たら、無駄遣いと思われるお金の使い方があり、疑問をぶつける市川さんを好ましく思わない職員もいて、収入役を飛ばして事業を決定し支出してしまうようなことが行われるようになったと、遠慮がちに告白してくれた。
 菅谷市長もそんな旧態依然とした職員の味方で、せっかく市民の目を持った市川さんか収入役になったのに、”市民の税金の使い方”について、「市民の側に立つ」市川さんの力を生かす事が出来なかったようだ。

 討論の時間になり、私は昨年4月に県議に当選し、菅谷市長にご挨拶に伺った時のことを話した。
 市長と力を合わせて市民のお役に立たせていただければという気持ちだったのだが、なぜか市長はとてもかたくなな感じで、私の目の前には副市長がニコリともせずに座っていた。
 そんな雰囲気だったので、話したこともあまりないのだが、一つだけよく覚えているのは、菅谷市長が「私はマイノリティのためではなく、マジョリティのために働いている」と言ったこと。
 私は、新しい信濃の国のフォーラム会場に集まった皆さんに、「菅谷市長は、どういう意味で言ったのか、今でもさっぱりわからないが、皆さんはどう考えますか?」と尋ねたら、以前に飯田市会議員をやっていた女性が「菅谷市長は間違っている。マイノリティ(少数派)が幸せになれば、マジョリティ(多数派)も幸せになれる」と明快に答えた。
 その通り!行政とは皆から集めたお金を、社会の必要としているところに再配分するのが役目。マジョリティは大抵社会の中で自律してやっていけてる人たちだ。そうでないマイノリティの人たちこそ、行政が、助けるべきだ。人はいつマイノリティの立場になるかわからない。「市民の側に立つ政治」は、温かい政治であって欲しい。

 市川ひろみさんは、市民の目線で市政を見つめ、「市民の側に立つ政治」を行ってくれる人として、『新しい信濃の国』は、市川さんを推薦することを、2日に集まった会員の満場一致で決めた。
 既存の政党の枠にとらわれずに、一人一人の市民が政治を見つめ、行動したり選択することが、地域住民自らがより良い生活の場を創ってゆくことに繋がる。
 『新しい信濃の国』の推薦をうけた、市川ひろみさんに期待したい!

 以下、市川さんの後援会報に、『環境首都・松本』について、東京HIV訴訟原告で参議院議員の川田龍平氏との対談が掲載されている。前回の早苗日記に紹介した続き。

市川ひろみと川田龍平さん、『環境首都・松本』への想いを熱く語る

<環境首都って何?自然豊かな松本だから、環境と経済は両立できる>
市川: 松本市は市制100周年を迎え、5月1日が市政施行記念日です。新しく始まる101年からこの先、100年後の松本市を見たときに、今日生まれた子どもたちが、100歳になって命を全うしていく時に、「松本市民でよかった」と言えるような、いま川田さんがおっしゃられた風景を松本市に残していきたいと思っているんです。
 ちょっと前までは環境と言うと、人の生活や経済と相対したもので、両立しないものというイメージがありました。私の考える「環境首都」は違う、両立できるのです。
 いま松本は、市街地がだんだん落ち込み、商店街のシャッターが下りるというような課題があります。同時に、松本市は合併して広くなったんですが、市街地から遠い合併した地区が、取り残されていくんじゃないかという不安もあるんです。そういった生活の不安をちゃんと解決しないと、いま生まれた子たちの100年後は、とてもさみしい風景になっていってしまう。それを考えたときに、国としての首都は東京、でも環境の首都は日本の真ん中にある松本市であり、そこから全国、全世界に発信していけるんじゃないかなと思います。
 なぜかと言うと、いま川田さんが的確に指摘された自然の良さですよね。花とか空気とか自然環境とかを生かしながら、京都議定書の実行のために全世界が動くルートに、松本市がリーダーとして先頭を切れると確信しているんです。
 いま、バイオエネルギーの活用も、声高に叫ばれています。国では普通のガソリンに混ぜていいエタノールの率を上げていくように法律の改正を検討中ですが、すると、いかに効率よく自然にやさしいバイオエネルギーを製造していくかということが課題になりますよね。他にも新しい産業として、たとえば洋服であれば、自然にやさしい素材とか、着なくなった時に自然に帰るような素材といった研究が進んでいます。
 地元の企業の皆さんと、そんな産業を松本市から発信できないかな。あるいは、松本の工業用地を造って外から企業を呼んでくるなら、最先端の環境エコビジネスをすすめている企業を誘致してきたり、それが大きな企業であれば、松本市内の今まで別の事業をやっていた小さなところが、環境にやさしい大きな企業のための小さな製品を作ったり、小さな研究所が研究に参加できるんじゃないかと思うのですが。

川田: そうですね。松本が『環境首都』として、これからの産業を創っていくための産業基地としてやっていくことは、ぼくはすばらしいと思っています。松本がいろんな意味で首都になり得ると思うのは、日本の今までの方向性とは違うところに、'松本の良さ'がすごくあるんじゃないかな。とくに、太陽光を自然エネルギーをしっかり根付かせていくためにも、松本の日照率が高いということは、太陽光発電も実は日本一になれるんじゃないか。

市川:そうなんですよ!

<松本なら、市民力、住民力、地域力、企業力で環境首都に!>
川田: 小水力発電など小さい水路での発電を、松本の方たちはやっている。そういうことをやっている市民団体やNPOの人たちが元気なんです。

市川:たくさんいますでしょう。

川田: 今まで、なかなかメインになっていなかった産業であったり、市民との協働であったり、新しい実践をすすめていく上で、松本というのは、今までと違った素晴らしい力があるところではないかと、自分が生活したところだから、ぼくは実感としてあるんです。

市川: 市民の力、すごいですよね!
(次回に続く)
新しい信濃の国


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