2009 年
10 月
16 日
長野市長選、「コンクリートではなく、人を大切にする市政」をめざす唯一の候補は高野氏、しかし民主党は推薦せず
〜さわやか早苗日記519〜
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長野市長選が明後日18日に公示される。投票日は25日だ。 立候補の表明をしているのは、現職の鷲沢正一氏、新人の高野登氏と小林計正氏。 三期目をめざす鷲沢氏だが、長野市民の中には変えたいという声が高まっていて、政権与党になった民主党も鷲沢氏不支持を表明し、鷲沢氏の形勢は不利となった。 ところが、市民団体「わくわく!ながの」が推薦する高野氏をも、なぜか民主党県連が支持しないこととなり、急遽、市議選補選に立候補予定者だった小林氏を推薦すると言い出したことから、新人側が2人になり、反鷲沢票が割れ自分が有利になると思ったのか、鷲沢氏はニッコリしたそうだ。
市民団体「わくわく!ながの」が推す高野氏は、長野市戸隠の出身で長野商業高校を卒業後、プリンス・ホテルスクール(現日本ホテルスクール)第一期卒業後、ニューヨークに渡り、ホテルキタノ、NYスタットラーヒルトン、NYプラザホテル、SFフェアモントホテルを経て1990年ザ・リッツ・カールトン・サンフランシスコ入社。1992年に日本支社立ち上げのために来日。1997年にザ・リッツ・カールトン・ホテル大阪を開業。2000年にザ・リッツ・カールトン東京を開業してきた人。リッツ・カールトンの成功事例を中心にした、企業活性化・人材育成・社内教育などの講演を全国のあちこちから依頼され、ホスピタリティのこころを、伝えてきた人だ。 まさに、観光立県長野の顔である長野市がめざすべき、『ホスピタリティあふれるまちづくり』にぴったりのリーダーと言える。 そんな高野さんへの、(推薦候補を求めていた)民主党長野県連からの支援の条件が、なんと、「浅川ダム建設の推進」だったそうで、これを断り、あくまでも住民とともに選挙を勝ち抜くことを選んだ高野さんの頑固さには、高野さんを「ぜひ長野市長に」と呼んで来られた株式会社平安堂会長・平野稔氏も、「見かけはソフトなのに、中身はなかなか頑固」と言っていた。リーダーが八方美人でふらふらしたら困る、高野氏はそんな点でも素晴らしい人材だ。
これに比べて、民主党県連はどうか?!脱コンクリート・脱ダムを主張する中央の民主党とは違い、時代に逆行するダム賛成の民主党県連のお粗末なこと。現職三選阻止と言いながら、脱ダムの市民派候補の邪魔をするのが、ダム派の民主党推薦候補という呆れる構図を、わざわざつくるとは、いやはや何とも言い難い。 民主党県連が推す小林計正氏は元県職員で、民主党県連が長野市議選にと考え「市議には最適な人です」というチラシまでつくってかなり配布していたのを、急遽市長選に回したのだ。 しかも、小林氏は、吉村午良・池田典隆体制下に於いて、秘書課の秘書係長を務めたり、北安曇地方事務所長時代、池田(当時副知事)氏の知事選出馬前の講演会を企画し、職員を集め、講演を聞かせた人物とのことで、よりによって、改革をめざすべき民主党が「2000年知事選」を思い起こさせる人物を引っ張り出すとは、まったく、不可解きわまりない。 さすがの連合長野長野地協も、「候補擁立の過程が不透明」などとして小林氏の推薦を見送ると決定した。
高野登氏の言う「コンクリートではなく、人を大切にする市政にしたい」という言葉は、民主党マニュフェストの冒頭にある、鳩山由紀夫総理の言葉で「コンクリートではなく、人間を大事にする政治にしたい」に通じている。 この言葉は、ダム推進のコンクリート会社関連の現職鷲沢氏にも、中央の民主党とは違いダム賛成の民主党県連が急遽立てる小林氏にも、絶対に言えない言葉だ。 国民・県民・市民が選んだ政権交代、鳩山総理の言葉に一番近いのが、皮肉にも民主党長野県連が推す小林氏ではなく、市民たちが推す高野氏とは…。 「コンクリートではなく、人間を大事にする政治にしたい」、これは、不況や地球温暖化問題などで閉塞感が漂う時代の中での、市民の願いであり、この願いが政権交代とを実現させたのだ。それに真摯に耳を傾けず、先の衆議院選の圧勝に酔い、相変わらず既得権益を守り通したい地方の民主党を、こころから信用している市民がいったい何人いるのだろう。 民主党の看板を掲げれば、たとえ急遽立てた人でも市長にできると思っているのなら、市民をあまりにも馬鹿にしてる。また、鳩山首相の言葉に通じる「コンクリートではなく、人を大切にする市政にしたい」と、唯一言える高野氏が市長になることを単に邪魔することだけのために小林氏を立て、鷲沢氏を利することでダムを造りたいと民主党県連が企んでいるのなら、市民に対する冒涜だ。
こんなわけのわからぬ民主党県連などには目もくれず、高野氏は「人を大切にする市政」を実現したいと、街でひたすら訴えている。高野氏の活動は、「わくわく!ながの」のサイトで知ることが出来る。 長野市長選は、来年の長野県知事選に向けても、大変重要な選挙だ。長野市民以外の県民も、ぜひ注目したい。
(先日行なわれたJC主催の長野市長選の立候補予定者による公開討論会にも、注目を。17日<土>INC長野ケーブルテレビで15時〜17時放映される。また、21日<水>にどこかの民放TVで夜中に放映という話も届いているが、こちらは定かではないので、テレビ欄を見ていてください)
ーーーー さて、民主党の前原国土交通大臣は、全国143のダム事業を見直す考えを示す中で、まず八ツ場と川辺川ダムの中止と、国直轄ダムについて見直すと言っている。 このような中、ダムの事業主体である長野県は、浅川ダム建設の進め方について、総選挙後すぐに国交省に相談に行き、9月10日に入札公告、10月13日から入札手続きを開始、11月中にも請負建設会社を決定する予定でいる。入札中止を求める申し入れにも、県議会での質問にも「粛々と進める」と言い張り、開き直っている。 私は、先月25日に浅川ダム入札の凍結を求めて、前原大臣に直接会ってきた。大臣は、先ずは直轄ダムからと言いながらも、「皆さんも頑張って」と言われ、ダム推進ではない大臣が誕生したことを実感した。これらの申し入れや要望、県議会での質問は、「あおぞら」の公式サイト方から見られます。http://ao-zora.org/
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